照明Design

調光とシーン設定

光の量をコントロールすることによって、様々なシーンを設定することができます。また、調光する範囲によって器具の選択肢も変わってきます。 調光の特徴 メリット 消費電力を抑え、省エネに繋がる ランプの寿命が長くなる デメリット 調光スイッチを多くす…

LED電球の見分け方

LED電球は目に悪い? 昨年の夏からLED電球が普及し始め、急速に需要を伸ばしつつあります。今やエコ関連商品の筆頭とも言えます。 LED電球の利点 省エネ性 長寿命 点灯後、明るくなるまでが短い 省エネ性については、白熱電球は60Wや40Wとかなり消費電力が高…

照明器具のメンテナンス

メンテナンスのメリット 照明器具は、使用しているうちに器具の汚れやランプ自体の光束量の減少から、明るさが減少していきます。そのため、適切な時期に清掃及び、交換を行う必要があります。メンテナンスを怠ると、以下のようなデメリットに繋がります。 …

高齢者と照明

高齢者の目の特性 社会的な流れに沿い、照明Deslgn設計による光環境も高齢者に適した空間にしていく必要があります。そのために大切なポイントは、加齢による視覚特性の変化を知っておくことです。 視力 焦点調節力 色識別力 以上に挙げた内容が20代後半から…

照度基準

JISの照度基準 照度には、JIS(日本工業規格)が規定した推奨照度があります。特に作業空間として使用されるオフィスや、学校の教室には一定の明るさが必要ですので、この照度基準を目安にDesign設計するといいでしょう。 基本的には、照度が上がれば物体が…

照明設計をするための基礎知識 〜その4〜

4回目です。今回は、まとめて「光束・光度・照度・輝度」について端的にまとめていきます。 光束とは― 光速は光源から出る光の量のことで、単位はlm(ルーメン)で表します。数値が大きいほど、明るいことを示しており、ランプの種類によって数値は大きく異…

照明Design設計をするための基礎知識 〜その3〜

3回目です。今回は演色性について私なりの意見を述べていきます。 演色性とは― 物体の色とは、その物体に色が付いていて私たちは常にその色が見えていると考えがちですが、物体を照らす光によって色の見え方は変わってきます。 極端な例としては、赤い照明や…

照明Design設計をするための基礎知識 〜その2〜

今回も、照明設計をする上で知っておかなければいけない用語のひとつを解説します。これから勉強しようという方や、学生さんなど参考になれば幸いです。 色温度 省エネの観点から白熱電球の生産が終わり、蛍光灯、そしてLEDへとランプも時代と共に変化してき…

照明設計をするための基礎知識 〜その1〜

照明設計をする上で知っておかなければいけない用語が幾つかあります。今回はそのひとつのことを載せます。これから勉強しようという方や、学生さんなど参考になれば幸いです。 グレア 自然界の光である太陽光や、人工の強い光が視界に入ってくると思わず目…

照明設計の流れ

建築設計と同時進行 当然のことですね。照明設計だけが突出して進んでいくことはないです。常に建築設計やインテリア設計と同時に照明設計は進行していきます。以下に照明設計の流れを挙げていきます。今後は以下のリストにリンクを貼って行く予定です。 調…

あかりと人の関係

自然の中でのあかりと人 あかりは夜の暗がりや太陽光の届かない空間を照らすのが大きな目的である。しかし現代の都市のショッピング施設等では、昼夜を問わず照明を使用し、太陽光を内部空間に取り入れることのない建物も多く存在していますね。 商業施設で…

照明計画

現在の照明計画 私たちにとって照明は欠かせないのもです。現在では、環境問題から省エネルギーへの関心が高まり、器具やランプ(電球)の技術発展も目覚しいものがあります。 また、色や照らし方によって空間のイメージが全く異なったものになるということ…