LED電球の見分け方

LED電球は目に悪い?

昨年の夏からLED電球が普及し始め、急速に需要を伸ばしつつあります。今やエコ関連商品の筆頭とも言えます。

LED電球の利点
  • 省エネ性
  • 長寿命
  • 点灯後、明るくなるまでが短い

省エネ性については、白熱電球は60Wや40Wとかなり消費電力が高く、それより省エネの電球形蛍光灯でも40W相当で8W、60W相当で12Wとなっています。
しかし、LED電球なら40W相当で4〜5W、60W相当でも7〜8W程度とさらに低い。消費電力が下がれば、二酸化炭素の排出量も減ることになります。


もうひとつの特徴が長寿命であること。家庭向けのLED電球の場合、その多くは定格寿命4万時間というスペックのものが多く、定格寿命が1000〜4000時間の白熱電球や、6000〜1万3000時間の電球形蛍光灯と比べて大幅な寿命を実現しています。つまり取り替えるのが面倒な場所に使うのには最適だと言えるでしょう。


また、電球形蛍光灯に比べて、スイッチを点けてから明るくなるまでの時間が短いこともLED電球の特徴です。LEDはそれ自体が半導体なので、スイッチを入れればすぐに点灯する。点滅に対する耐久性も高いので、頻繁に点灯を繰り返すトイレや洗面所などにもぴったりだと言えます。


電球形蛍光灯は気温が低いと明るくなるまでの時間のが遅くなる傾向があるが、LED電球ならばそのようなこともないので利点の一つですね。

LED電球は目に悪いのか?

しかし、そのLED電球を使用すると目が疲れやすいという声も聞きます。それには理由があり、メーカーによってはLED電球そのものがものすごい速さ(1秒間100回)で点滅を繰り返すものもあります。これを目が感じ取り、疲労感を感じてしまうのです。ただし、メーカーによっては点滅しないものもあります。

LED電球の見分け方

では、見分ける方法を教えます。携帯電話のカメラで点灯しているLED電球を映してみてください。縦に線が入ったり、点滅している場合は、そのLED電球は目に悪影響を与えます。画面が特に乱れない場合は、点滅していない電球となりますので、そのLED電球を選んで購入するといいです。