一般人も参加したコンペティション

エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスファン|セビージャFC

スタジアム名は会長の名

1937年、当時のセビージャFCの会長であった、ラモン・サンチェス・ピスファンはクラブのために大きなスタジアムを建設することを決めました。15年もの議論お末、ようやくスタジアム建設にこぎつけ、1954年になんと、一般公募からスタジアムDesignを選考することにしたのです。応募資格はセビージャFCを愛していること。これだけだったそうです。

こうして、公募作品の中から選ばれたDesignが計画され、ただちに実行へ移されました。1958年に会長の名を冠したエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスファンがようやく完成至りました。1997年に一度改修工事が行われていますが、大元のDesignは代わっておらず、一般市民から選ばれたスタジアムは今もなお愛されています。