ドイツ初のドーム型Design

アレナ・アウフシャルケシャルケ04

アレナ・アウフシャルケは、ドイツ初のドーム型スタジアムとして建設されました。2005年から地元のビール会社「ヴェルティンス」が命名権を取得したため、現在はヴェルティンス・アレーナと呼ばれています。
所在地であるゲルゼンキルヘンは、かつては炭鉱の街として栄え、1904年に炭鉱労働者が結成したチームが今のシャルケ04の前身となっています。アレナ・アウフシャルケの地中10mには鉱石が敷き詰められるという、炭鉱を誇りとしているこだわりが伝わってきます。

アレナ・アウフシャルケの特徴は以下にまとめます。

  • 30分で開閉可能なドーム型の開閉式屋根可動式
  • 可動式のピッチによって、普段は屋外で芝を養生させることができ、試合がある時にスタンドの下の空間を通して移動する
  • 屋根から吊り下がる四面式のビジョン
  • 地下にヴェルティンス社の52,000ℓもの巨大なビールタンクがあり、そこからの全長9kmのビール用パイプラインがスタジアム全体に張り巡らされており、どの席からも近くでビールが買える
  • 世界初、全ての売店電子マネー決済が可能
  • 座席はヒーター付で冬でも快適に観戦できる

日中の試合では、四面式のビジョンとこれを支持する支柱の影がピッチ上に映りこんてしまうため、テレビ中継ではこの影によって試合が見難くなってしまうことがあります。そのため、日中の試合では天候が晴れていても屋根を閉じて試合が行われています。
最後に、可動式のピッチを収めた動画があるのでそれを載せておきます。